LOCATION : 生きている地球 > 地球の歴史

地球の歴史

earth
太陽系は太陽と小惑星・彗星などから構成される惑星系である。太陽系の起源に関する仮説は様々だが大部分の現代理論は過去、カントやラプラスが主張した星雲説に基づいている。この理論では太陽と惑星はちりと気体から成る雲である星雲から形成されているとされる。

約50億年前、小さな岩石のかけらと気体から成る巨大な雲のかたまりが重力崩壊によって徐々に収縮しはじめる。これは星雲の密度が臨界値を超過したためとみなされる。または超新星の爆発により生じた衝撃波が原始太陽雲の初期重力収縮を誘発させたともいえる。この物質の塊は若干の回転運動をしていたものと考えられる。ゆっくりと回転する物質は重力によって収縮し運動量保存の法則によって回転速度が速まる。

回転速度が速まると遠心力は増加する。回転する軸の垂直方向には最大遠心力が加わり軸の方向には遠心力が最小になる。これに反し、重力は全ての方向に一定に作用する。回転軸の方向の収縮は促されるが回転軸の垂直方向には遠心力の妨害によって収縮が起きにくくなる。結局、重力と遠心力が平衡を保ちながら星雲は円盤の形を帯びるようになった。円盤にある大部分の物質は重力によって中心に引かれ太陽を形成する。

そして一部の残留物質はそれぞれの回転軸を中心に集まり惑星を形成した。太陽との距離が相対的に近いところには太陽の熱気によって揮発性物質が全て蒸発するようになる。鉄、ニッケル、珪素などのような重い元素たちが集まり地球型惑星(水星、金星、地球、火星)が造られた。上記の元素らは比較的高温でも固体として存在可能な物質だからである。

反面、太陽系との距離が遠い所では水素やヘリウムなどの軽い元素が集まり木星型惑星(木星、土星、天王星、海王星)を形成した。

原始地球は周辺の他の物質を凝縮していきながら徐々に成長を重ねた結果、現在の地球に至るのである。地球は太陽系を構成しているひとつの惑星にすぎない。しかし我々が生きていく生活の基盤であることを考えるならば何よりも大切な存在であるはずだ。