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恐竜ものがたり

inosaurs
恐竜という言葉は1842年イギリスの古生物学者オーウェンによって初めて公式化された。このとき使用されたDinosauriaという用語はギリシア語で“恐ろしい”という意味をもつ ‘deinos’と ‘トカゲ’という意味の ‘saura’が結びついて作られた言葉である。

一般的な想像で ‘恐ろしいトカゲ’というイメージを考えると鋭い爪や歯をまず思い浮かべてしまうが、実際にはオーウェンが恐竜を‘恐ろしいトカゲ’と名づけたのはただ、彼らのとてつもないスケールのためであった。オーウェンのこの概念は元来分類学的に ‘Saurian Reptiles’を総括した亜目にて使われたが現在では分類学的な用途では使われず一般的な概念として使われている。
恐竜は約2億3千万年前に初めて地球上に現れ 1億 6千万年もの間、地球に君臨し生息した。即ち恐竜は中生代トリアス紀 に初めて現れ、白亜紀末まで地球の陸上を支配した爬虫類である。そのためこれらのいとこに当たる翼竜、魚竜、長頚類らは恐竜のカテゴリーに属されない。 学術的に厳密に言えば恐竜は陸に生息した爬虫類の竜盤目と鳥盤目に含まれる爬虫類の群れだけを指すのである。 竜盤目は骨盤の形がトカゲの姿に似ているとして付けられた名であり、骨盤の坐骨と恥骨が腸骨で一定の角を成し接している。竜脚型亜目 と獣脚亜目がこのような形態の骨盤を持っている。

反面、鳥盤目は鳥の骨盤に似ているとして付けられた名で、坐骨と恥骨が互いに同じ方向を向いて腸骨に接する。ここには剣竜類を曲竜類を含む 装盾亜目と脚竜類とパキケファロサウルスが含まれる周飾頭亜目 、そして鳥脚亜目が含まれる。鳥が竜盤目の獣脚亜目である コエルロサウリア から進化したということを考えたならば鳥盤目という名は実はアイロニカルなものである。